HOT ! 額装正絹染め江戸時代風俗絵「職人尽絵・機織図（しょくにんづくしえ・はたおりず）」 職人尽図屛風 コレクションデータベース サントリー美術館

職人尽図屛風 コレクションデータベース サントリー美術館。職人に関する作品|館蔵美術品紹介（絵画）|デジタルミュージアム。職人に関する作品|館蔵美術品紹介（絵画）|デジタルミュージアム。職人尽絵「機織之図」と題される江戸時代の風俗絵を、正絹染めにより見事なまでに再現、額装されたものです。なお、「職」「尽」は旧字体表記ですが、新字体表記としています。額裏の説明書は経年で四角が剥がれ貼付け跡も目立ちますが、内容は次の『』の通りです（一部略）。（略）きものに因みこれを別織正絹羽二重に三十三枚の型で謹染させていただきました。いずれも「機織図」ですが、ネット情報（要点は下【】）からそれらは異なる派の絵師の風俗絵で、喜多院所蔵は狩野吉信筆の、ＭＯＡ所蔵は岩佐派絵師と推察される風俗絵と分かりました。ちなみに、原画は１９７７年発行切手趣味週間のデザインにも。これは六曲一双の各曲に２図づつ合わせて２４の紙本極彩色絵図が貼付けられた屏風で、描かれた職種は機織師を含め、仏師・傘師・革師・鎧師・弓師・数珠師・鍛冶師・刀師・矢細工師・蒔絵師・桶師など２５種。一時期飾っていました。見事な正絹染め「機織図」でありご活用いただければ幸です。職人に関する作品|館蔵美術品紹介（絵画）|デジタルミュージアム。およそ、縦６０、横７５、厚３㌢、重３８００㌘です。真作/森春岳/岸連山門下/春暁松鴬図/絹表装/桐共箱付/布袋屋掛軸HJ-666。真作/川上孤山/妙心寺/塔頭春光院住職/達磨画賛/布袋屋掛軸HI-696。下で説明しますが、出品の原画は、江戸時代初期の岩佐派絵師の制作と推察される風俗絵で、額裏に貼付けの説明書の狩野派絵師のものではないと思います。真作/浅井柳塘/長白山/柳陰静釣/瑞泉の桐極箱付/布袋屋掛軸HF-633。真作/岸駒の長男/佐伯岸岱/雲龍図/杉題箱付/布袋屋掛軸HJ-359。『この「機織之図」は、江戸時代の風俗絵として知られる狩野吉信筆「職人尽絵」屏風二十四図の一つで、現在の熱海のＭＯＡ美術館に所蔵される寛永期の佳作です。真作/小川竹鳳/梅花雪景山水人物小舟画賛/布袋屋掛軸HJ-235。真作/林文塘/桃太郎図/猿/鳥/犬/きび団子/布袋屋掛軸HK-37。（略）昭和六十三年　戌辰（略）』この説明から、狩野吉信筆「職人尽絵」屏風二十四図の一つの「機織之図」は、ＭＯＡ美術館に寛永期の佳作として所蔵されていると読めます。模写/横山清暉/月下秋草図/絹表装/桐共箱二重箱付/布袋屋掛軸HE-246。押し花アート 額L85サイズ。出品のものは確かにＭＯＡ美術館所蔵の「機織図屏風」に酷似し、これが原画と考えられます。真作/正華/南香/メロン図/桐共箱太巻二重箱付/布袋屋掛軸HE-497。真作/奥谷秋石/寒林山水之図/山水図/桐共箱付/布袋屋掛軸A-38。【狩野吉信筆「職人尽絵」屏風二十四図】「狩野吉信（１５５２～４０年）」は、狩野派絵師として江戸前期に活躍、狩野派の長老の一人でも、職人尽図が有名で「川越大師喜多院」所蔵の「紙本（しほん）着色職人尽絵」屏風は狩野吉信の筆と。真作/浜孤嘯/木曽路図/横物/桐共箱太巻二重箱付/布袋屋掛軸HG-540。真作/一橋古竹/竹林山水人物図/桐共箱付/布袋屋掛軸HE-301。【ＭＯＡ美術館所蔵の寛永期の「機織図屏風」】この「機織図屏風」は紙本金地著色二曲一隻の屏風で、絵師集団岩佐派の元祖で元和・寛永（１６１５～１６４４年）頃に活躍した「岩佐又兵衛」門下の絵師の制作と推察される、と解説されています。真作/高木勇/枯梗図/桐共太巻二重箱付/布袋屋掛軸HD-886。模写/狩野山雪/墨景山水之図/桐題箱付/布袋屋掛軸HF-479。三十数年の経年で少し埃汚れなどはありますが、キズやヒビなどの損傷はほぼありません。【真作】村田寉皐　画/鶴皐/中村鸞太　賛/寿老人画賛/掛軸☆宝船☆Z-904。真作/狩野探淵/寿老人唐子図/桐箱二重箱付/布袋屋掛軸HD-884。